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プラスティック ノーモア

2018年1月に着手したこのプロジェクトは、プラスチックの消費量を30%減らすことを目標としています。

プロジェクトパートナー

プロジェクトパートナー

プラスティック・ノーモアプロジェクトには数々のパートナーが関与しています。本プロジェクトをリードするのは、研究指導者のシルヴェストロ・グレコ教授が率いるナポリの「アントン・ドールン」動物学研究センターです。国際スローフード協会、ポッレンツォ食科学大学、Polieco(プラスチック加工会社)、Coripet(ペットボトルリサイクル組合)、Lipu(イタリア野鳥保護協会)、MareVivo(海洋環境保護協会)も協賛し、目標の達成を目指しています。

プラスチック梱包を減らしていくステップ

  • プラスチック資材の現在のサプライヤーおよび将来サプライヤーとなる可能性のある会社すべてに、次の特性をもつアイテムを実現するための持続可能な原料の使用を求めました:
    • ボトルの型: 軽量化と再生PETへのシフト
    • 薄手プラスチックフィルム
  • エコなデザイン
  • 新素材を使ったテスト
  • 環境に優しい新ボトル(パッケージ減量のための形状変更と再生PETの使用)の使用を促すための大手小売業者との座談会および消費者へのインセンティブを設け、販売店での圧縮機を用いたペットボトル回収システムを設置スタートさせます
プラスチック梱包を減らしていくステップ
製品による環境への負荷を減らすためのステップ

製品による環境への負荷を減らすためのステップ

  • ペットボトルの軽量化2012年より、さまざまなサイズのボトルに対して実施 (原料の消費量を減らすため)
  • 「進化型」ガラスボトルの導入 2013年より実施。メリットは原料の節約と物流の最適化。 

製造上の無駄を減らすためのステップ

2011年より、全サイズのペットボトル製造ラインの改善により型の数を半分以下に削減
製造上の無駄を減らすためのステップ
循環型経済

循環型経済

  • Poliecoと協働して食品関連のPET容器のリサイクルチェーンを組織します
  • イタリアの法律では食品と直接接触する容器の原料の最大50%まで再生プラスチックを使用することが許可されているため、再生PET(R-PET)を新しいボトルの製造に使うことができます。

研究の支援

  • 完全に生分解性の天然素材を見つける
  • プラスチック梱包に全面的に代わることのできる新素材を見つけること。完全な生分解が可能な天然素材の開発を狙いとする大学やスタートアップ企業とのパートナーシップを探します。このパートナーシップにより、今後後援を受けることになっています。
  • 啓発活動としての環境保護団体とコラボレーション Mare Vivoと Lipuが情報キャンペーンを実施します(オンライン、販売店に圧縮機を配置する、等)。
研究の支援
職場のサスティナビリティの改善計画

職場のサスティナビリティの改善計画

欧州議会で近年可決された使い捨てプラスチックアイテムを排除する規定に準じ、オリタリア社では、主に完成品のパッケージにおいてプラスチックの使用量を減らす 努力をしています。.さらに社内のオフィスでもプラスチック製のコップ、皿、フォークやナイフ、ストローなど使い捨て品の使用を廃止しました自動販売機でのペットボトルの販売を止め、温かい飲料には紙コップと木製のマドラーが使われるようになりました。オリタリア社では、130名を超える従業員の各人に500 ml のステンレス製の水筒を配布し、オリタリアと ヴィネガー工場の両社内にウォーターサーバーを数台ずつ設置して、従業員が室温、冷水、炭酸水から好みの水を選んで水筒に詰めることができるようにし、社内の意識啓発を図りました。さらにエネルギーや水の浪費を防ぎ、リサイクル可能な廃棄物の回収度を上げるためのガイドラインを定めました。廃棄食品は動物の飼料やバイオディーゼル燃料の原料として利用できるよう専門の会社に引き渡しています。

Future goals

プラスティック・ノーモア(脱プラスチック)
リーン生産方式
再生可能エネルギーの生産