プラスティック・ノーモア(脱プラスチック)

プラスティック・ノーモア

「プラスティック・ノーモア」は、具体的な行動を起こしてプラスチックの使用量を30%減らそうというプロジェクトです(2017年のプラスチック消費量で計算すると年間677トン減らすことになります)。 このプロジェクトは2018年に開始し、オリタリアグループがナポリの「アントン・ドールン」 動物学ステーション(代表者は科学コーディネーターのシルヴェストロ・グレコ教授)をはじめ、国際スローフード協会、ポッレンツォ食科学大学、Polieco(プラスチック加工会社)、Coripet(PET素材リサイクル協会)といったパートナーと共に展開しています。
「プラスティック・ノーモア」プロジェクトにより、ペットボトルのリサイクルと再利用を増やすためのペットボトルの回収・リサイクルチェーンの組織がつくられました。また、ボトル、キャップ、その他の梱包材に代わることのできる生分解性素材や堆肥化可能な新しい素材を見つけるための試験を展開しています。
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環境保全の取り組み

環境保全の取り組みとして、オリタリア社は「プラスティック・ノーモア(脱プラスチック)」プロジェクトを立ち上げました。

サスティナビリティを追求し、環境への負荷を削減する考え方は、もはやオリタリア社のDNAの一部といっても過言ではありません。たとえば2018年7月以来、弊社に供給される電力は100%再生可能資源に由来するものとなっています。オリタリア社は太陽光発電システムを2基備えており、377.85 KWの電力をそれで賄っています。環境保全の視点からいうと、1KWの電力を太陽光発電システムで発電するたびに、0.25 kgのオイルの燃焼と0.3~0.7 kgのCO2の放出を避けることができます。 2018年11月からは、製造工場の照明のLEDシステムとの交換を開始しました。このプロジェクトは2019年に完了し、その後は倉庫や現在建設中の新しいオフィス空間まで対象を拡げる予定です。

使い捨てプラスチック使用の排除

欧州議会で近年可決された使い捨てプラスチックアイテムを排除する規定に準じ、オリタリア社では、プラスチックアイテムの肉厚を薄くしたり、R-PETや生分解性プラスチックなどの代替プラスチックを使用することなどにより、主に完成品のパッケージにおいてプラスチックの使用量を減らす努力をしています。さらに社内のオフィスでも、プラスチック製のコップ、皿、フォークやナイフ、ストローなどの使い捨て品の使用を廃止しました。自動販売機によるペットボトルの販売を止め、温かい飲み物には紙コップと木製のマドラーが使われるようになりました。
プラスティック・ノーモア(脱プラスチック)